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・シングルマザーはどんな働き方がおすすめ?
・それぞれの働き方のメリット、デメリットは何?
・自分はどんな働き方が合っているの?
シングルマザーになった女性が必ず行き当たる問題があります。
それは「働き方」。
子どもを養うためには仕事をし、収入を得ることが必須です。
しかし、収入や金額だけにフォーカスしすぎると、育児やプライベートとのバランスが崩れてしまいがち。
そこで今回は、シングルマザーの働き方と、それぞれのメリット・デメリットを解説します!
執筆者のプロフィール
・3児を育てるシングルマザーです。
・元々会社員でしたが、子育てと仕事の両立に悩んで退職しました。
・その後、未経験から動画編集を始め、現在はフリーランスとして独立しています。
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目次
シングルマザーの働き方は4種類
まず、シングルマザーの働き方は大きく分けて4つあります。
(下記のリンクから各項目に飛べます)
シンママの働き方
以下でそれぞれのメリットとデメリットを解説します!
正社員
正社員は、企業において正規雇用される働き方です。
シングルマザーが正社員で働くメリット
シングルマザーが正社員で働くメリットは以下のとおり。
・雇用と収入が安定している
・福利厚生がある
・社会的信用がある
・週休2日制
正社員は、一度雇用されれば自分から辞めない限り定年まで働くことができます。
収入と雇用が安定しているので、シングルマザーにとっては生活をたてやすいのがメリット。
ボーナスや昇給があることも正社員という働き方の魅力です。
正社員のデメリット
反対に、シングルマザーが正社員で働くデメリットもあります。
・仕事の責任や業務が重く、ストレスになる人もいる
・拘束時間が長い
・副業ができない
・子供が低年齢の時は欠勤や早退が多くなる
正社員という働き方は、他の雇用形態と違い大きな責任を伴います。
また、基本的にフルタイムなので、1日9時間ほど働くことになります。
これに通勤時間も加えると、1日のうち10時間〜11時間ほどが「仕事のための時間」ということに。
仮に定時で退社できたとしても、その後の家事育児であっという間に1日が終わってしまいます。
実際に正社員で働くシングルマザーの多くは、
「子供とゆっくり過ごす時間がない」
「子育てに対する職場の理解が乏しい」
と悩んでいるようです。
私も正社員だった時期がありましたが、子供の病気による欠勤や早退が多く、自責の念から結局退職してしまいました。
正社員はどんな人に向いている?
正社員という働き方の特色をまとめると、以下のとおり。
収入 | ★★★★☆ |
安定 | ★★★★★ |
やりがい | ★★★★☆ |
ライフワークバランス | ★☆☆☆☆ |
収入と雇用は安定していますが、拘束時間が長いのが難点。
仕事の重圧と子育てストレスでボロボロになってしまうママもいます。
正社員はどんな人に向いている?
シングルマザーが正社員で働くならこんな人がおすすめです。
シンママが正社員で働くなら
・子どもがある程度大きい人(安全に留守番ができる年齢)
・祖父母などのサポートが受けられる人
・長期的に昇進、昇給していきたい人
周囲の理解やサポートがあれば、安定性はバツグン!
派遣スタッフ
派遣スタッフは、派遣会社と雇用契約を結んで、別の派遣先で仕事をする働き方です。
雇用主は、派遣会社になります。
派遣のメリット
派遣で働くメリットは以下の通り。
・正社員のように福利厚生や各種手当がある
・仕事探しや就業中のサポートがある
・色んな派遣先で経験が積める
・時給が高い
・勤務日数、勤務時間、仕事内容を選べる
2020年4月に「同一労働同一賃金」というのが導入され、それまでの派遣と正社員の間に生じていた待遇差が見直されました。
契約先である派遣会社の福利厚生や各種手当などの待遇を、正社員と同じように受けることができます。
また派遣スタッフは、普通のパートよりも時給が高い場合がほとんどです。
残業代などもしっかり支給されるため、勤務時間や日数によっては正社員よりも稼ぐ人もいます。
また派遣は、
「週に3〜4日だけ」「1日5時間だけ」といった働き方も可能です。
子どもとの時間やプライベートの時間を確保できるのはシングルマザーにとっては嬉しいポイントですよね。
派遣スタッフのデメリット
反対に、シングルマザーが派遣で働く場合のデメリットは以下の通り。
・雇用が不安定
・大きな仕事を任せてもらえない
・良い職場に出会っても3年しかいられない
派遣はどんな人に向いている?
派遣という働き方の特色をまとめると、以下のようになります。
収入 | ★★★★☆ |
安定 | ★★☆☆☆ |
やりがい | ★★☆☆☆ |
ライフワークバランス | ★★★★☆ |
派遣スタッフは有期雇用なので、同じ勤務先で働き続けることはできません。(最長で3年)
仕事内容や勤務日を選べるのは魅力的ですが、希望条件に合う仕事が見つからない場合もあります。
長期的にみると、雇用が常に不安定なのはデメリットです。
なので、シングルマザーが派遣で働くならこのような人が向いています。
・フルタイムではなく、決まった日に決まった時間で働きたい人
・パートよりも高い時給で、かつ正社員と同じ待遇で働きたい人
・まずは色んな職場でスキルアップしたい人
仕事にブランクのあるママにもおすすめです!
パートタイム勤務
パート勤務は通常の労働者に比べて勤務時間が短く、一般的には臨時に雇用されている状態です。
「アルバイト」とも言いますね。
パートのメリット
シングルマザーがパートで働くメリットは以下の通り。
・就労時間が短く、予定に合わせてシフトが決められる
・大きな責任が伴わないのでストレスがない
・求人がたくさんあり、近所で働ける場合が多い
パートのメリットはなんといっても「子育てとのバランスが取りやすい」こと。
仕事を選ばなければ近所に求人がたくさんあるのもメリットです。
仕事でストレスを抱えたくないシングルマザーには嬉しい働き方であると言えます。
パートのデメリット
反対に、シングルマザーがパートで働くデメリットは以下の通り。
・収入が低い
・単調な仕事が多く、やりがいがない場合が多い
・どんなに頑張っても収入は上がらない
気軽に働ける点はメリットですが、一般的にパートの収入だけでは十分に生活できないというのが難点です。
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また、時給が安いので、どんなに働いても収入にある程度の上限があります。
「就業先の業績や状況によっては、真っ先に解雇されてしまう」というのもパートのリスクです。
パートはどんな人に向いている?
パートの特色をまとめると、このようになります。
収入 | ★☆☆☆☆ |
安定 | ★★☆☆☆ |
やりがい | ★☆☆☆☆ |
ライフワークバランス | ★★★★★ |
シングルマザーがパートで働くなら、以下のような人に向いています。
・じゅうぶんな蓄えがあり、今の段階で焦って働かなくても良い人
・職種や仕事内容にこだわりのない人
・子どもの生活や習いごとの時間に合わせて働きたい人
気軽に働くならパートが一番!
空いた時間を使って手軽に収入を得たい
という人には、スマホやPCを使ったネット内職もおすすめです。
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フリーランス(個人事業主)
最後にご紹介するのはフリーランス(自営業)という働き方です。
「個人事業主」ともいいますね。
特定の会社に雇用される形ではなく、個人で仕事を請け負って収入(報酬)を得る働き方です。
フリーランスのメリット
シングルマザーがフリーランスとして働くメリットは、以下の通り。
・自分の好きな仕事を好きな時間にできる
・自宅やカフェなど、働く場所を問わない
・収入の上限がないので、突き抜けて稼げる可能性がある
フリーランスのデメリット
逆に、シングルマザーがフリーランスで働くデメリットは以下の通り。
・収入が毎月違う、不安定である
・スキルが必要な場合が多い
・住宅ローンや融資の審査などが通りにくい
フリーランスはこんな人に向いている
フリーランスという働き方の特色をまとめると、このようになります。
収入 | ★★★★☆ |
安定 | ★☆☆☆☆ |
やりがい | ★★★★★ |
ライフワークバランス | ★★★★★ |
フリーランスは、収入も安定もすべて自分次第。
しかも、やり方や作業量によっては「収入は天井知らず」です。
また、働く時間や場所を自分で自由に決められるのでストレスフリーに働くことができます。
仕事が波にのるまで時間がかかったり、スキルや知識が必要な点がデメリットですが、
他の仕事をしながら水面下で独立する準備をしておくことで、一定の収入は確保できます。
・ブロガー
・動画編集
・webデザイン
・ハンドメイド作品の販売
など、フリーランスと言っても職種は実に多岐にわたります。
自分の得意なことや好きなことがそのまま仕事になるのは嬉しいですよね!
シングルマザーがフリーランスで働くなら、こんな人が向いています。
・自分の好きなことで思い切り稼ぎたい人
・時間や働く場所を選ばない働き方がしたい人
・会社勤めが肌に合わない人
・子どもとの生活に柔軟に対応して働きたい人
リスクはありますが、将来性ややりがいはバツグンの働き方です!
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まとめ
今回は、シングルマザーの働き方とそれぞれのメリット、デメリットをご紹介しました。
・正社員
・派遣スタッフ
・パート
・フリーランス(自営業)
シングルマザーと一口に言っても、背景や抱えている事情は十人十色です。
私も、自身やその時の子育て状況に合わせて、働き方を何度も変えてきました。
その時の判断は、今思うとどれも正しかったと思っていますし、それぞれの働き方の良さがありました。
シングルマザーにとって、仕事と子育てのバランスは特に大事なはずですから、働き方は大事なポイントですよね。
この記事があなたに合った働き方を考えるきっかけになれば嬉しいです!
このブログでは、シングルマザーのための情報を発信しています。
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