目次
ハンドメイド作品と著作権、売らなければOK?
はてな ・ハンドメイド作品を作って楽しみたいけど、著作権ってどこまで気にする必要があるの?
・『売らなければ大丈夫』ってよく聞くけれど、本当に問題ないの?
ハンドメイドが趣味で、自分の好きなデザインやキャラクターを取り入れて作品を作ってみたい方も多いのでは?
ハンドメイドを楽しんでいると、ふと これを誰かにも見てもらいたい!
売ってみたい!
と思うことってありますよね。
ですが、その一歩手前で著作権に引っかかることもあるんです。
著作権の話は法律が絡むので少し難しく、不安に感じますよね。 執筆者のプロフィール ・3人の子供を育てているママです。 ・会社員やアルバイトで様々な仕事を転々としていました。 ・現在はフリーランスとして動画制作やサイト運営、記事ライティングなどで生計を立てています。 ・趣味はスーパー銭湯でダラダラすることです! 続きを見る
そこでこの記事では、
「販売しなければ大丈夫なの?」
「個人利用の範囲って?」
など、ハンドメイド作品を作る上で気になる著作権について、私の失敗談も交えながらお伝えしていきます!
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著作権の基本
まずは、ハンドメイド作品を制作する際に関わる「著作権」について簡単におさらいします。
著作権とは?
著作権は、創作物(キャラクターやデザイン、文章など)を作った人に与えられる権利です。
この権利は無断で複製・販売・公表されないよう守るもの。
作品を作った人が作品の使用方法をコントロールできるようにするためのものです。
ハンドメイドと著作権の関係
ハンドメイド作品の場合、他人が作成したデザインやキャラクターを参考にすると、たとえ販売しない場合でも著作権が関係してくることがあります。
著作権で保護されているものは、そのまま真似したり複製したりすることに制限があるため、注意が必要です。
売らなければOK?著作権の適用範囲を理解しよう!
「売らなければ著作権に引っかからない」
とは言われていますが、実際にはどこまで許されるのでしょうか?
ここでは、販売するか否かが著作権にどう関係するのかについて解説します。
個人利用の範囲とは?
趣味で作ったハンドメイド作品を自分で楽しむためにだけ作る場合、著作権者からの許諾を必要としないことが多いです。
しかし、第三者に見せる目的でネットに投稿したり、イベントで配布したりすることは、たとえ無料であっても著作権侵害とされるケースがあります。
ちょっと待って!じゃあ、SNSなどで手作り推し活グッズを載せたりするのもアウトなの?
厳密に言えば、アウトです!
商用利用しなくても著作権の影響はある
他人の著作物を参考にして作品を作成する際は、商用利用でなくても注意が必要です。 「公に展示したり販売さえしなければ、著作権に影響しない」というわけではないんです。
特に人気のキャラクターなどを使用した作品は、許可なく使用するとトラブルのもとになりかねません。
趣味で楽しむハンドメイド作品を制作する際の注意点
そう考えると、ハンドメイド作品を売るのって、ちゃんと知識がないとダメなのね…。
ちゃんとポイントを押さえておけば大丈夫だよ!
ここでは、安全にハンドメイド制作を楽しむためのポイントをご紹介します! ポイント ・オリジナルデザインを心がける
著作権を守りながら趣味を楽しむために、次の点を意識すると安心です^^
・他人のデザインやキャラクターは避ける
・著作権フリー素材の活用
オリジナルデザインを心がける
著作権問題を避けるためには、オリジナルのデザインを作成するのが一番です。
たとえば、アイディアを参考にしつつも、自分なりのアレンジを加えたデザインや色の組み合わせを使うことで、オリジナリティを出すことができます。
他人のデザインやキャラクターは避ける
人気キャラクターや、他人が作成したデザインをそのまま使うのは避けましょう。
特にアニメキャラやブランドデザインには著作権があるため、許可を得ずに使用するとトラブルの原因になる可能性があります。
人気の作家さんのデザインなどにも気をつけてね!
著者の体験談
実はかくいう私も、かつてハンドメイド作品を作っているときに『これって売っていいのかな?』と悩んだことがありました。
スワロフスキーのデコレーション資格を取った際、教材で作った作品がとても綺麗で、もったいなくて販売しようかと考えたんです。
でもそのとき、教材のテキストに載っているデザインにも著作権があると知りました。
『このまま販売はできないんだな…』と途中で諦めた経験があります!
危うくトラブルになるところでした(汗
著作権フリー素材の活用
ハンドメイド作品に使用できる著作権フリーの素材やデザインも豊富に存在します。
こうした素材をうまく活用することで、安全に作品を制作することが可能です。
フリー素材サイトには、使用条件がある場合もあるので、確認してから使用するのがおすすめです!
著作権に違反しやすい、身近なハンドメイド作品の例
ここでは、ハンドメイドをしているとうっかりやってしまいがちな例を紹介します。
注意ポイント
・人気アニメやキャラクターの布や生地を使った小物
・ブランドロゴや有名デザインを使ったアクセサリーやバッグ
・本や雑誌に掲載されている作品デザインをそのまま再現したもの
・キャラクターシールを使ったスマホケースや小物
人気アニメやキャラクターの布や生地を使った小物
例えば、流行中のアニメキャラクターがプリントされた布でポーチやマスクを作ると、キャラクター自体の著作権が関わってきます。
この布を自分用に楽しむなら問題ないですが、販売するのは著作権の侵害にあたります。
ブランドロゴや有名デザインを使ったアクセサリーやバッグ
シャネルやルイ・ヴィトンなどのブランドロゴや、有名なデザインパターンを参考にした作品を作ることもありますが、これをそのまま販売することもNGです。
ブランドのロゴやデザインは商標権で保護されているため、無断で利用すると違反になります。
ハンドメイド本や雑誌に掲載されている作品デザインをそのまま再現したもの
ハンドメイドの本に掲載されている手作りのアクセサリーやバッグのデザインを参考に、同じデザインで作品を作ることは楽しいですよね。
でも、それを販売するのは著作権の侵害に該当することがあります。
「デザインそのもの」に著作権があるためです。
市販のキャラクターシールを使ったスマホケースや小物
ディズニーキャラクターやサンリオのキャラクターシールを使って、スマホケースやキーリングなどの小物を作って販売するケース
も著作権の侵害になる可能性があります。
キャラクターが描かれている素材そのものにも著作権があるため、無断で使用した商品化は避けましょう。
SNSに手作りの推し活グッズを公開する
SNSなどで手作りの推し活グッズを公開している人はとても多いですよね。
でもこれも、厳密に言えば著作権に抵触する可能性が高いです。
やばい、私うっかりやっちゃいそう(汗
安全に推し活グッズを楽しむためには、
ポイント
自分用にだけ制作して、他人には見せない
デザインをアレンジしてオリジナル要素を取り入れる
などでリスクを軽減できます。
また、権利者が公式に推し活グッズ制作を許可している場合もあるので、各コンテンツのガイドラインを確認しておくと安全です。
公式が許可している場合もあるんだね!
SNSが普及して、ついつい「楽しむ範囲で」と思いがちですが、著作権の観点から見ると、思わぬリスクが潜んでいることも多いんです。
特に推し活グッズは愛情表現のひとつなので、著作権をしっかり理解した上で安全に楽しむことが大切!
ハンドメイド作品を販売する場合のポイント
せっかく作ったハンドメイド作品だし、やっぱり売ってみたい!
と思いますよね。
販売する場合は、著作権に注意しながら、安全に販売活動を行うことが大切です。
ハンドメイド作品を販売する場合のポイントは以下のとおり。
ポイント
販売サイトを利用する
販売サイトを利用する
ハンドメイド作品を販売する際は、ココナラやminne、メルカリなどのハンドメイド販売アプリを利用すると手軽に出品できます。
販売サイトには規約があり、著作権に関しても明記されていることが多いため、確認してルールを守って販売を楽しんでください^^
>>こちらの記事で、おすすめのハンドメイド販売アプリについて詳しく解説しています^^
>>ココナラの口コミ記事はこちらへどうぞ!
もし著作権に違反したら?知っておきたいペナルティ
もし、うっかり著作権違反してしまったらどうなるの?
万が一、著作権を侵害した作品を作成・公開してしまった場合、どのようなリスクがあるのかも理解しておきましょう。
警告や削除依頼
まず多くの場合、著作権者から警告や削除依頼の連絡が入ることがあります。
SNSや販売サイトで公開している場合は、該当の作品を削除するよう要請されることが一般的です。
損害賠償請求
著作権侵害が悪質だと判断されると、著作権者から損害賠償を請求される可能性もあります。
特にキャラクターやブランドのデザインを無許可で利用して販売した場合など、収益に対する賠償が求められるケースもあるため、注意が必要です。
刑事罰の対象となる可能性
著作権侵害は、悪質な場合には刑事罰の対象となることもあります。 10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金
故意で著作権侵害を行ったとみなされると、
という厳しい処罰が科せられる可能性もあります。
著作権に違反してしまうと、こうしたペナルティが発生する可能性があります。
制作の際には十分に注意し、安全な範囲で趣味を楽しみましょう!
まとめ
ハンドメイド作品を作るのは楽しいですが、著作権に触れる可能性があるため、個人で楽しむか、販売するかに関わらず注意が必要です。
オリジナル作品を制作することで安心して楽しむことができ、作品づくりの幅も広がります。
「個人利用なら大丈夫」という認識に頼らず、適切なルールを守って楽しく制作しましょう!
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